終活を始めよう!【今からできること3選】

終活ライフケアプランナー
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終活を始めたいけど何から始めればいいかわからない

やることが多く面倒になってしまった

この記事の内容

    • 終活とは
    • 誰でもすぐに始められる終活3選

現役医療事務講師のすずきです。

私自身、年に1つは何かしらの資格にチャレンジすることを目標にしており、

毎年新しい資格を取得している資格好きでもあります。

終活ライフケアプランナーという資格も持っており、

終活についての発信を行っています。

終活ライフケアプランナーとして学んだ内容を生かすべく、

自分自身の終活を始めました。

この記事を読めば今からできる終活の始め方がわかりますよ。

終活とは

終活と言うと、

人生の終わり

病気になったら

家族に何かを残す

と、あまりポジティブなイメージはないですよね。

しかし、終活というのは、

人生の終わりに向けて、

自分が死ぬまでのことや死んだ後のことを具体的に周囲に伝えられる準備をすること

であり、

残された方だけでなく、

自分自身も後悔しないよう準備することができる前向きな活動なのです。

決まった手順もなく自分なりの終活をスタートすることができます。

しかし自由度が高い分、

何からすればよいのか余計に迷ってしまいます。

今回は私自身が実際に行っている終活について解説していきます。

終活を始めるなら今!今からできること3選

自分自身の終活を考えたときに、

することの多さ面倒さがあります。

まとめてやる!というのは困難です。

少しずつやっていくことを意識しつつも、

今すぐできることを3つに絞ってご紹介します。

物の整理

例えば家族が亡くなったら。

家族の遺品整理をすることになりますよね。

思い出として残したい物もあれば、

簡単に捨てることができる物もあります。

捨てるといっても、

量によっては何日もかかりますし、

同居されていない場合は何度も足を運ぶことになります。

悲しみの中で住居の片づけなどは大きな負担になるのではないでしょうか。

そんな思いを大事な家族にさせてしまうのは心苦しいと思う方もいらっしゃいます。

今思いつく不用品はありませんか?

片付けようと思いつつもそのままの場所は家にありませんか?

終活の一環として不用品の片付けをできるところから始めてみましたが、

かなり時間がかかっています。

その中でも簡単に片づけることができたものもあれば、

かなり苦戦しているものもありますので、

実例をご紹介していきます。

衣類

衣類は衣替えのたびに見直すようにしていました。

それでも、

いつか着よう。

と思った衣類はあるものですね。

パーティー用のドレスや着物。

使用機会が少ないものの、

結構高かったんだよな・・・と残している衣類もまだまだありました。

かなり傷んでいる場合は処分しますが、

生地や縫製が良くまだまだ着れるものであれば、

欲しい人に譲ることもできます。

私自身はメルカリなどのフリマサイトも活用しています。

コレクションしていたTシャツなどは、

同じくコレクションしている方に販売できており、

喜んでいただけて片付く。

なおかつお小遣いにもなるといったいいこと尽くし。

衣替えもかねながら今一度見直してみましょう。

食器

普段使用する食器って決まった物が多いですよね?

棚の奥に入っている食器。

頂き物の食器セット。

キャラクターグッズの食器など、

食器の見直しはかなり時間がかかりました。

処分としてゴミ出しする際にはかなり重さもあり一苦労。

しかし、家族と相談しながら片付ける時間を過ごしてみて、

やって良かったなと思いました。

食器の場合は寄付できる場合もありますし、

衣類のようにフリマサイトを活用することもできます。

以前ウクライナから避難している方に住居などを提供している方が、

食器は寄付で賄っていると話されていました。

貧しい国への寄付を受け付けている団体もあるようですので、

処分だけなく、寄付も検討すると片付けやすくなります。

紙類(仕事関係の資料など)

オンラインで解決することが増えてはいますが、

やはり紙はなくなっていません。

仕事の資料などは本棚にぱんぱんに詰められており、

これも以前から気になっていました。

とはいえ、

いつか必要になるかもしれないと思いつつそのままに。

そこで、

資料はスキャンを取ってPDFにすることにしました。

データになれば取り出しも簡単です。

ファイルをしっかり分けておけば格段に便利になります。

家庭用のプリンターでもスキャン機能付きが販売されていますので、

自宅に資料がたくさんある方は是非できるものからデータ化しておくのをおすすめします。

予想以上に大変で1週間ほど毎日スキャンしていましたがまだ終わっていません!

仕事の資料以外でスキャンしたものといえば、

健診の結果

学生時代の成績表

といったものもあります。

学生時代の成績表は思い出として残している方も多いと思います。

あることすら忘れていたのなら、

データにしても良いのでは?検討してみてください。

また、契約書などの大事な書類を探しやすくなります。

ご家族が亡くなった場合、

大事な書類が見つからないといったこともあります。

できるところから整理しておくと、

部屋も片付きますのでおすすめです。

私自身、本棚に余裕ができ気持ちもスッキリできました。

デジタル終活

デジタル終活をご存知でしょうか。

現在は様々なSNSのアカウントをお持ちの方も多いでしょう。

また、何をとってもメールで会員登録。

オンラインショッピングだけでなく、

スマホ自体にも様々なパスワードを設定していると思います。

パスワードはどのように管理していますか?

SNSでの繋がりがある方にいざという時に家族から連絡できる手段はあるか。

スマホに入っている連絡先に家族はアクセスできるか。

といったことを考えたときに、

できる!

と即答できる方は少ないでしょう。

もちろんパスワードは誰にでも知られていいものではありません。

しかし、

何かしらの形で家族に共有する準備をしておくことは必要です。

そこで私自身は、

使っていないSNSアカウントの削除

から開始。

何年も見ていないSNSはありませんか?

そもそもなければパスワードの管理も不要です。

同じ考えで、

メルマガなどから不要なサイトの会員登録の削除もすることができます。

ある程度絞られてからパスワードなど、

家族にも伝える必要があるものがあるかを絞っていきます。

自分の希望について考える

最後にあげるのは「自分の希望について」です。

様々な項目を含みますが、

例としては、

延命治療 

お墓

葬儀

といったことがわかりやすいのではないでしょうか。

健康保険証に臓器移植の提供についての意思表示をできる欄がある方もいらっしゃいます。

臓器移植できる状況では本人の意思を確認することが難しい状態です。

その時のために予め記載をしています。

同じように、

延命治療は望むかといったことも希望を残しておくことで、

選択を迫られた家族のためにもなります。

希望もわからず選択をした家族は、

後々にあれでよかったのだろうか・・・と苦しむことが少なくありません。

このような思いをさせない為にも大事なことです。

お墓・葬儀についても同じことが言えるでしょう。

まとめ

勉強法終活は人それぞれで、

自由度が高い分何から手が付ければいいのかわからない活動です。

また、面倒な作業が多く後回しにしてしまいがち。

元気なうちに行うことにこそ意味があり、

その中でもすぐ始められるのが、

物の整理
デジタル終活
自分の希望を考える

まだまだ先かどうかは誰にもわかりません。

大事な人のためだけではなく、

自分自身のためにも一度考えてみてはいかがでしょうか。

考えることが終活の第一歩となります。

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