色彩検定とは【色を楽しく学べる資格】

色彩検定 色彩検定
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「色彩検定」ってどんな資格?

検定の名前は聞いたことがある方も多い「色彩検定」

どんな資格なのか、

勉強方法や生かせる仕事などについて解説します。

■この記事の内容
  • 色彩検定について
  • 色彩検定の勉強方法と時間
  • 色彩検定が生かせる仕事
  • 「色」に関する資格

医療事務・診療情報管理士・ビジネス系検定の資格対策授業を行っている現役講師のすずきです。

私自身、年に1つは何かしらの資格にチャレンジすることを目標にしており、

毎年新しい資格を取得しています。

色彩検定3級は2021年6月に受験し合格しています。

この記事を読めば色彩検定についてばっちりわかります。

「色」に興味のある方も是非ご覧ください。

色彩検定とは

色彩検定とは公益社団法人 色彩検定協会が主催している民間資格です。

色の基礎から配色方法、専門分野での利用についてなど、

幅広い知識がとわれる検定となっています。

概要を表にまとめます。

色彩検定表

色彩検定は4つの級があり、

受験資格がないのでどの級からでも受験可能です。

UC級とは(色のユニバーサルデザイン)に関する級で、

「色に携わる全ての人が色覚多様性について正しい知識を持ち、配慮することができる社会の実現」を目指し、

2019年から実施されています。

また、合格率は高めの比較的チャレンジしやすい検定となっています。

併願受験も可能なので、

併せて勉強しやすい3,2級の併願もおすすめです。

色彩検定の勉強方法と勉強時間

独学可能か

3級の例題を抜粋します。

色彩検定例題

出典:色彩検定協会HP

検定出題例3級|色彩検定とは|色彩検定協会/カラーコーディネーター

専門的な用語も多いため、

初学者は不安に感じてしまいそうな内容です。

しかし独学での合格も可能です。

全くの初めてで1級を独学で取得することは難しいかと思いますが、

3、2級は独学でも十分合格が目指せる資格になっています。

2級は3級の範囲をより深く問われる内容なので、

2級からの受験でも可能でしょう。

勉強方法

色彩検定では公式のテキストから出題されるため、

公式テキストと過去問題を購入すると安心です。

検定の書籍は多く出版されているので、

公式以外の書籍でも勉強は可能です。

合格者の体験談を調べましたが、

公式テキストを使用されている方が多いようでした。

色彩検定 公式テキスト 3級編 (2020年改訂版)

色彩検定 公式テキスト 2級編 (2020年改訂版)

2020年に出題範囲の改定が行われているので、

購入される方は2020年以降の内容に対応したものかご確認ください。

勉強はテキストを2周から3周ほどして、

過去問題又は書籍ごとの模擬問題等を繰り返します。

3級であれば、

配色カード(日本色研 新配色カード199a)は購入しなくても良いという体験談が多かったです。

色彩検定協会では、

配色演習なども取り入れた初心者向けの通信講座も開講しているようです。

色に親しみたいという方はこちらからでも楽しく勉強できそうですね。

たのしく学ぶ色彩講座|イベント・セミナー|色彩検定協会/カラーコーディネーター

勉強時間

3級であれば1日1時間1ヶ月程度で合格可能です。

勉強時間もそれほど多くはないので、

社会人にも受験しやすい検定と言えます。

暗記する内容が多いので試験直前に集中的に勉強することをおすすめします。

無料アプリもいくつかあるようなので、

スキマ時間も活用しながら効率よく勉強できる資格になっています。

色彩検定が生かせる仕事

色彩

色彩検定と言えばアパレル関連のイメージが強いですが、

様々な仕事に生かすことができる知識です。

営業・企画職ではプレゼンなどの資料作成に、

Webデザインでも色がもつ印象や配色は役立ちます。

服装の印象、インテリアや商品の色イメージ、

食の分野でも色は至る所に存在しています。

仕事だけではなくプライベートにも生かせるのが色彩検定の魅力。

認知度も高いので、

様々な場面で生かせる資格になっています。

色彩検定協会が公表している受験者データを見ても

様々な職種で生かされていることがわかります。

色彩検定とは|色彩検定協会/カラーコーディネーター

「色」に関する資格

カラフル

「色」に関しる資格を紹介します。

カラーコーディネーター検定試験

カラーコーディネーター検定試験®

商工会議所が実施している検定。

色彩検定よりより実務に即した内容になっている。

スタンダードとアドバンスの2種があり、

上位資格のアドバンスでは色に関する歴史など、

幅広い知識が問われる。

色彩技能パーソナルカラー検定

NPO法人日本パーソナルカラー協会 | 色彩検定・資格をとるなら色彩技能パーソナルカラー検定®

NPO法人日本パーソナルカラー協会が実施している資格。

モジュールといわれるグレード分けで、

モジュール1の初級から段階を踏んでの受験が可能。

「色を見分けるため」の目の訓練ができる資格。

ADEC色彩士検定

色彩士検定

NPO法人前項美術デザイン教育振興会(ADEC)が実施している検定。

検定では画材が支給され、演習・実技問題も出題される。

カラリスト検定

一般社団法人日本カラリスト協会

「人と色」に注目したパーソナルカラリスト検定、

色で豊かな暮らしを提案する配色のスペシャリストを目指すトータルカラリスト検定、

あらゆる分野で実践的に有効な配色を行う能力を測る配色検定の3種類。

3つそれぞれの役割があり、

より深く「色」について学ぶことができる。

色彩活用パーソナルカラー検定

一般社団法人日本カラーコーディネーター協会 パーソナルカラー検定

パーソナルカラーをビジネスに活用できる方法を学べる検定。

自分ブランディングができることを目指しているので、

似合う色や戦略的に色を使う知識が欲しい方におすすめ。

色彩福祉検定

色彩福祉検定

色彩を福祉に生かすための検定。

認知症・色彩ケアスタッフ資格の認定も行っている。

カラーセラピスト資格取得講座

カラーセラピスト資格取得講座 | 色彩心理学の資格 | 通信教育講座・資格のキャリカレ

色彩心理学から学べる講座。

講座修了でカラーセラピストの資格を取得できる。

パーソナルカラー&色彩心理+心理カウンセリング

パーソナルカラー&色彩心理(カウンセリング) アドバンス通信講座【資格取得】

心理カウンセリングも複合的に学べる講座。

まとめ

カラフル

色彩検定は民間資格ながらも非常に認知度が高く、

様々な場面で生かせる資格になっています。

合格率も高く、

独学でも十分合格できる資格です。

初学者でも「色」に関して興味のある方にはおすすめの資格になっています。

また、「色」に関する資格は種類も多いので、

興味のある資格に是非チャレンジしてみてください。

色彩検定 公式テキストと問題集



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