フリーランスの女性の生き方についてお答えします

キャリアウーマン 雑記
この記事は約9分で読めます。

フリーランスはどういったイメージですか?

ばりばりに自立している?

それともフリーターと同じだと思いますか?

現役講師として、

医療事務・診療情報管理士・ビジネス系検定の資格対策授業を行っているすずきです。

私自身はフリーランスとして生計を立てています。

今回はフリーランスで働く女性というテーマで解説をしていきます。

■この記事の内容
  • 女性がフリーランスになるメリット
  • 女性がフリーランスになるデメリット
  • 女性がフリーランスになるには

この記事を読めば、

フリーランスに興味がある女性の悩みが解決しますよ。

女性はフリーランスで生きていけるのか

楽しい

フリーランスとは個人事業主のように企業などから独立して働くことを指しています。

同じような意味と思われがちなフリーターは非正規雇用のアルバイトなどのこと。

意味としては少々異なります。

私自身、フリーランスとして働きながら15年ほどになります。

生きて行けるのか?

これについては「生きてはいける」というところです。

なぜフリーランスになったのか

そもそもなぜこの道を選択したのか。

私の場合は野心などからではありませんでした。

医療機関に就職し、社会人としてのスタートをきったわけですが、

1年半ほどして病院の規模縮小と大規模なリストラが行われたのです。

退職間もなく、すぐ別の医療機関の就職が決まり、

新たなキャリアをスタートさせました。

ところが。

その先でも同じようなことが起こり、

またも1年半ほどで離職することになってしまったのです。

そのあたりからです。

それまでの仕事で知り合った方々からのお仕事の紹介を受けていく日々が始まりました。

・週に数回クリニックにきて手伝ってほしい

・レセプト(診療報酬明細書)の点検をお願いしたい

・認定心理士ときいたので、悩み相談の窓口を手伝ってもらえないか

など、収入としては常勤で働く月収程度の依頼がきていたのです。

そうこうしていると、

・専門学校の講師をやってみないか

という、運命的な仕事の出会いがありました。

更に医療機関の仕事も増え、そのまま就職することもなく15年ほどたちました。

これが私のフリーランスのはじまりです。

実際の仕事

現在の仕事は大きく分けて2つの軸になっています。

・専門学校の講師

・医療機関の業務

医療機関ではレセプト業務委託、医事課サポート業務が主な内容。

波はあるもののそれなりの収入で生活はできるレベルではあります。

先に「生きてはいける」という言い回しをしたのはこのためです。

それでは、フリーランスについて詳しくみていきましょう。

女性がフリーランスになるメリット

ゆったり

私の場合、気が付いたらフリーランスになっていたわけですが、

メリットはもちろんありました。

やりたいことを仕事にできる

フリーランスの一番のメリットですね。

やりたいことで稼いで生活できる。

これが実現すればどれだけいいことか。

実際に実現されている方もいますし、

フリーランスになる魅力ですよね。

また、フリーランスになることでやりたいことや好きなことが見つかることもあります。

自分で決められる

スケジュールなどは自分で決めることができます。

受ける仕事も決めることができます。

どうしても無理ならば受けないことを選択できるのです。

朝起きるのが苦手だから毎日10時スタートにしたければ、

それも可能です。

時間の自由がきくようになるのです。

平日にしかできない手続きがあっても、

その時間をとっておけばいいので自由に動くことができます。

プライベートの充実

時間のコントロールができるようになると、

プライベートも充実させることができます。

私がこれまで様々な資格にチャレンジできたのも、

時間のコントロールが可能な環境にあったからかもしれません。

仕事が落ち着いているときは、

夜にはジムで運動していた時期もありました。

時間のコントロールができると、

自由に使える時間を増やすことができるようになるのです。

収入を増やすことができる

フリーランスは自分で仕事の量も決めることができますし、

報酬も交渉できます。

そのため、

収入を自分の力で増やすことができます。

これは会社員だとなかなか難しいですね。

実際に私も周囲の同年代の友人よりも月収が多かったことがよくありました。

結婚・出産に左右されず働ける

フリーランスであれば、

結婚・出産で仕事量を調整したければ自分で調整できます。

辞めたり、周囲に気兼ねすることもありません。

女性がある程度の年齢になると、

結婚・出産のため離職することが多くなります。

その後働きたくても、

時短になったり、急なお休みが増えたりと

思い切りやりたいように働ける環境を探すことが困難になります。

これは女性がフリーランスで働く大きなメリットになるのではないでしょうか。

女性がフリーランスになるデメリット

悲しい

収入が安定しない

ある程度基盤を作って独立することもあるかもしれません。

それでも、2020年のコロナ禍のような不測の事態は起きます。

会社員と違い収入の約束がされているわけではありません。

毎月決まった収入というわけでもありません。

多ければ良いのですが、、、

もちろん少なくなることも。

有給などの制度や保障は何もない

フリーランスは当然有給などありません。

そのため、急な体調不良で仕事を休むことになった場合、

その分の収入はもちろん得られなくなります。

また、行けないということも連絡し、

場合によっては自宅でも作業する必要があります。

スケジュール変更もありますし、

長引けば契約そのものがなくなることも。

そうすれば生活も不安になります。

確定申告をしなければならない

1年に1回の大イベントです。

何年やっても直前に必ず慌ててしまいます。

所得の種類にも複数ありますので、

それらも確認しながら。

しかし、相談窓口がありますので、

申告の方法については知識ゼロでも問題ありません。

収入が増えていけば、

税理士さんに依頼するといった選択もできるでしょう。

これは未だに毎年時間がかかっているデメリットです。

これらのデメリットは男女差なく当てはまるものです。

女性ならではデメリットは現状では特に思いつきませんでした。

女性がフリーランスになった体験談

怒り

ここからは私自身の体験です。

振り返ると色々なことがありました。

収入がほとんどない

とにかくこれは結構苦労しましたね。

2020年はコロナ禍でも。

今では蓄えを切り崩しながら乗り切ることができますが、

本当に苦しかった時期もたくさんありました。

約束された仕事・収入がないのはいつでも実感しています。

逆にやった分だけ収入は増えますので、

達成感もたくさん味わうことができました

仕事を断れない

結局自由なはずのフリーランスでも、

断り切れない相手もいます。

収入がなければなおのこと。

辛いことがわかっていても断ることができず、

大きなストレスを抱えることがこれまで何度もありました。

時間と体力の切り売り

時間と体力を切り売りして働いていけばお金は稼げます。

でも代償が大きいです。

これは年齢とともに非常に感じる点ですね。

せっかくのフリーランスなのに・・・と思うことがあります。

理解が得られない

今でこそ誰かに何かを言われることはありませんが、

「就職した方がいいよ」

「いつまで遊んでるの?」

と、休みなく働き、

月収は就職していた頃より多くても言われました。

どうやら休みなく働き、

キャリアを積み上げていくことは「真面目に働いている」ことになはならないと思われていたようです。

 それでもフリーランスを選ぶ理由

思い

実体験ではデメリットが多いように見えるかもしれません。

それでも私はフリーランスを続けてきました。

簡単に言えば、フリーランスの方が

ストレスが少ない

からです。

嫌いな人がいても毎日会うわけでもない。

毎日同じところで同じことの繰り返しでもない。

これは私にとっては魅力的な要素です。

また、フリーランスだからこそ今のような講師の仕事もできました。

講師の仕事は日々の学生との関りから学ぶことも多く、

何より学生の姿勢や笑顔に励まされ続けています。

これがあるので、フリーランスを辞めようとは思いません。

女性がフリーランスで働くために必要なこと

考える

では、フリーランスで実際に女性が働くためにはどのような準備が必要かを解説します。

資格・勉強・経験

男女ともに、

仕事内容によっては必要な資格がある場合があります。

資格が必要な場合は、

会社員のときにある程度準備できているとスムーズに独立できますね。

また、勉強はいつでも必要だと思っています。

アップデートしていく知識。

新しく得ていく知識。

資格でも同じく、

キャリアアップにつながる勉強はどんどん積み上げていきましょう。

また、経験は何よりも武器になります。

私もこれまで多くの医療機関での実務経験があり、

それらがどこへいっても発揮されています。

ライフプラン

女性の場合出産に伴う休業や、

結婚に伴う転居などが考えられます。

独立したけど、軌道に乗る前に出産のため休業では、

思っていたフリーランス生活とは異なってしまうかもしれません。

年齢や、今後の思い描くライフプランも考えながらフリーランスになりましょう。

周囲の理解

体験談にもありましたが、

フリーランスは「働いていない」と思われることが少なからずあります。

フリーターのことだと誤解している方もいるでしょう。

ご自身のパートナーや家族の理解が得られないと、

そのことにもストレスを感じてしまいます。

周囲に理解してもらうことはとても大切なことです。

まとめ~女性もフリーランスで明るく生きていこう~

明るい

さて、ここまでフリーランスで働く女性について解説しました。

収入面はメリットであり、デメリットでもあります。

保障が何もないことに不安を感じる方もいるでしょう。

しかし、やりたいことを自由に思い切りできるのはフリーランスならでは。

結婚・出産があっても働きたい女性もたくさんいらっしゃいます。

フリーランスは長く続けていける夢があります。

女性が様々なライフイベントを乗り越えながら、

生き生きと働いていける。

そのためにお役に立てる情報を発信していきたいと思っています。

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